「水になったワイン」タルムード

ある村に

指導者ラビが来ることになりました。

とても貧しい村だったので

歓迎会のワインをみんなで持ち寄ることにしました。

教会には、空のタルが置かれました。

それでみんなコップ一杯ずつワインを

持ち寄ることにしました。

 

さて、ラビさんが訪問して

歓迎会当日、「乾杯!」

・・・ワインの味がしません。

 

 

ある村人が言いました。

「一人ぐらいならバレないと思って

タルに水を入れました。すいません。」

 

すると、、

「私も、水を入れました。ごめんなさい。」

 

と、われもわれもと。

結局、全員が水を入れたのでした。

 

 

全員に責任を持たせると

責任が薄まり、結果

全員が無責任になるという教訓です。